緊張でがちがちだった、私の初DJ体験談

今日はDJ初体験のことを書きたいと思います。
DJデビューを控えて緊張感MAXになっている人の参考になれば嬉しいです。
私の場合、DJデビューの日まで謎の緊張感に苦しみながら、練習にいそしみ、当日のプレイではわりとリラックスできました。

DJをやることになったきっかけ

洋楽は昔から聴いてたんですが、自分で曲流せたら絶対楽しいよなーと思い、DJコントローラーを購入。
家でいじったりはしてたんですが、どこでやるかは決まってませんでした。
DJのセミナーを見つけて参加したとき、その後の懇親会で出会ったDJの方に、「DJが出来る場所を探している」という話をすると、「それじゃあ知ってる店紹介しますよ!」とお店のマスターに紹介してもらえることになりました。
そのお店に後日一緒に行き、マスターと話し、あっさり出演が決まりました。
「DJをやるには人脈って大事なんだなあ」と思ったものです。

お店の機材はCDJ-850でオーディオインターフェースはなし.
なのでrekordboxで楽曲管理をしたUSBを持ち込んでプレイすることにしました。
本当はPCを持ち込んでSerato DJでやれれば最高だったんですが、インターフェースを持っていない(買うと10万くらい笑)&セッティングに不安があったので、USBでやることにしました。

DJデビュー当日までにやったこと

①選曲
USBのプレイということもあり、その場での選曲ではなく、セットリスト組んでやることにしました。
当日はPOPSのイベントだったので、直近1年位のPOPSで好きな曲中心に選曲しました。
時間は1時間程度だったんですが、テーマに沿った曲を選ぶのに相当時間がかかり、結局前日までに選曲をしている状態でした(笑)

「なんとなくこの曲は違う気がする・・・
この曲はどのRemixがいいかな
ずっと盛り上がるのも疲れるから、トーンダウンはこのタイミングでしよう
カットインのための組み合わせはどうしよう・・・」

こんなことをひたすら考えていました。
デビューの日が近づいても選曲がまとまらず、緊張感も増してきて、なぜか自信がなくなり、俺ってセンスないなあとか、逃げ出したいというか、チキン状態になっていました(笑)

当日は自分なりのベストの選曲で挑んだわけですが、実際にプレイしてみると、ガチガチのセットリストではうまくいかないことに気づくことになります。

②練習
練習については、店舗のCDJと同じ環境で練習するため、PCの波形表示を消して似た環境にし、通しで何回かリハーサルを家のコントローラー(DDJ-SR)でやりました。
実際にリハーサル時の音源を聴いてみて、「なんか違う気がする」とか「このつなぎは難しいから当日ミスりそう」など思うことも有り、曲をいくつか入れ替えたりしました。
曲のつなぎはほぼミックスで、カットインはミスりにくい箇所を慎重に選び、2回だけしました。

③USBの準備
rekordboxでエクスポートしたUSBを2本準備しました。
USBは2.0対応で、CDJの規格に対応した下のUSBを購入。
1時間位のセットリストだと、そんな曲数もなく、32Gでも1%も使ってません。
ただ、今後USBだけでも十分な選曲できるようにたくさん曲数が入る32Gを選びました。
キャップがついてなくて、読み取りのときに光るのが良い感じ。

rekordboxではメモリーCUEをすべて登録して行きましたが、実際現場だとすごい便利な機能と実感。
慣れている人はなくてもいいですが、初心者の場合は、ちゃんとCUEを仕込んでいったほうが良いですね。

曲は実際のリストよりも余分に入れて行きましたが、これが大正解でした。

DJデビュー当日

USBの準備もでき、練習もそれなりにして臨んだ当日。
当日は金曜日だったんで、仕事も全く集中できない状態。
早く帰りたい、練習したいと考えながら仕事が終わったら、定時で速攻帰宅笑。

30分ほど前に現場入りし、1番目だったので、機材の準備や音量調整、操作の確認をしていざ本番が始まります。
ちなみに緊張がやばかったので、1杯酒を頼んで飲みました笑。

お客さんはまばらで少なく、店員さんがメインで聴いている感じだったけど、超満員とかじゃなくて、逆に良かったです。

初めていじる機材だったので、若干の不安もあったけど、Pioneer製はわりとレイアウトとか操作が同じなので、操作は問題なかったです。

ミックスとかBPM合わせのことばっかり頭にあったけど、実際は音量調整のほうが重要であることに当日気づきます。
最初の曲をつなぐときに音量調整が上手くいってなくて、2つの曲の音量差が激しく、つなぎを気にするとかいう問題ではなかったです。
その後は音量もきっちり確認して調整し、わりといい感じできました。

家のPCでやるとBPMが小数点1桁まで出るんですが、CDJ-850は100とか101とか大雑把にしか表示されなかったのでちょっと焦りました。
BPM表示はされると思ってたんで、画面見れば楽勝でしょという感じでいったので、まじかーという感じ。
結局ディスプレイのBPMを合わせ後は耳でBPMが合ってるかを確認しました。
ここで耳でのBPM合わせの練習の成果を実感できました。
やっぱりBPM合わせは機械に頼り切りなるのはダメだと再認識することに。

選曲については、プレイリストを組んでいったわけですが、お店の雰囲気とかでもっと柔軟に変えたほうがいいと実感。
自分なりに1時間の流れを思い浮かべてプレイリストを組んだわけですが、その時その時の雰囲気で、盛り上がっているときもあれば、落ち着いているときもあります。
今こんなに盛り上がっているのに、この曲はないよなと思い、実際プレイリストを無視し曲順を変えたりしました。
曲を多めにエクスポートしていって良かったです。

やっぱり、その時その時の雰囲気にあったベストの選曲をして、しかも上手くつなぐというのが、DJの役割なのかなと思ったわけです。
rekordboxで管理したUSBプレイの場合、あの小さいCDJのディスプレイで曲検索するのはわりと大変というか、曲を選んでいるだけでアウトロに行きそうな感じです。
慣れればUSBでも上手く選曲できるかもしれないですが、やっぱりPCがあるといいなと思いました。

あとがき

実際DJデビューが決まってから、全く落ち着かず、日に日に緊張感が増してました。
CDJでのプレイが初めてで不安があり、操作をミスったり、ミックスをミスったらどうしよう・・・ヤバイ・・・ということばかり頭に浮かんでました。
DJイベントの話が出たときからデビューまでは、選曲と不安に苦しんで、こんなに音楽って辛かったけ?と、DJやるなんて言わなきゃよかったみたいな、ネガティブ感MAXでした。

実際の現場でのプレイは、家で一人で聞くのとは全然違うし、他のお客さんがノッているのを見ると、本当に楽しいなと思いました。
PCなしのUSBでのプレイもやる前は不安ばかりでしたが、実際にやってしまうとなんとかできて、なんだ俺もできるじゃん!と自信がつきました。
やっぱり店舗でガンガン自分の好きな音を流すのは楽しいし、終わったあと、カットインがテクくてよかったとか、選曲が好みだった言われたのが、とても嬉しかったです。

やっぱりDJは楽しかった!

 

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